2014年10月19日日曜日

氣のアンテナとしてのイメージ

梁蔭全先生の気功における基本姿勢では、手を身体の前に置く姿勢をとります。この手が氣のアンテナのような働きをし、手を介して氣が出入りするとともに、体中に自在に氣が流れるようになります。

今までは、氣で施術をするときには、宇宙の氣を自分の丹田を経由させて患部に氣を当てるイメージを持っていました。しかし、手が氣のアンテナとして働くようになると、丹田を経由させるイメージを持たずに、手を介して宇宙の氣が直接患部に流れ込むイメージを使った方が、より強く氣が流れることがわかりました。

また、各丹田(上丹田、中丹田、下丹田)についても、それぞれ氣の貯蔵庫としてだけではなく、氣のアンテナとして作用するというイメージを持つ方がよいかもしれません。氣のアンテナとしての働きを感じ、イメージできるようになると、各丹田が宇宙の氣を直接取り入れることができるようになります。これを無意識にできるようになることが理想的です。こうなれば、少なくとも各丹田の氣が枯渇するということはそうそうなくなるはずです。

なので、たんとう功を行うときには、「氣を貯める」イメージを持つというよりも、「宇宙の氣のアンテナとして作用させて、氣を出入りさせる」イメージを持つようにした方がよいかもしれません。

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