最近、システマの入門書
「ロシアンマーシャルアーツ システマ入門」
を読みました。
この本の中でシステマの哲学として3つのキーワードが挙げられていました。
「破壊の否定」
「ロシア正教会」
このうち「ロシア正教会」がキーワードであることがとても印象的で、また同時に安心感にも似た思いを抱きました。
システマの創始者や著名なマスターは、敬虔な教徒であるとのことです。システマの世界では、ある一定のレベル以上になると、人智を超えた存在と適切な関係を持つことが大切になってくるのだろうと私は解釈しています。そうでなければ、サイキの力は使えないでしょう。旧ソ連はマルクスレーニン主義を標榜した国でしたが、その国の特殊部隊スペツナズの隊員には、神が必要だったということです。
旧ソ連の物理学は西側諸国のものとは違っており、また、脳や超心理学の研究を本気でやっていたようなので、その研究結果がシステマに反映されているところもあるのかもしれません。
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