この10月から、私は梁蔭全先生の気功療術師養成講座を通信教育で受講しています。期間は1年間です。
もう20年ほど前だと思いますが、氣を科学的に研究されている佐々木茂美先生が行った遠隔外気実験に梁蔭全先生が協力をし、梁蔭全先生が遠隔で水に氣を入れることによって、水の物理的性質を変化させたということを、当時私が学生だったときに参加させていただいていた、佐々木茂美先生主催のサイ実測研究会で知りました。
それから時が経ち、私は少林寺の氣功を学ぶことができ、いろいろな巡り合わせがありましたが、今回梁蔭全先生の氣功を学ぶ機会を得ることができました。
現在は、梁蔭全先生の氣功の基礎を学習しています。基礎姿勢を基にして、掌、指、呼吸器、頭の氣法を行っています。
この基礎姿勢は動作がゆっくりで簡単です。基本的にはたんとう功のように立ったままじっとしているのですが、静止するまでの動作がミソだと思っています。この動作によって氣がバランスされるのを感じることができます。また静止しているときにたんとう功と違うのは、氣を丹田に貯めるようなイメージを持たないことです。基礎姿勢をとると、全身の氣がバランスされます。基礎姿勢で身体の濁った感じの箇所を透明になるようにイメージすると、邪気がよくとれます。
この基礎姿勢の不思議なところは、普段の生活の中でこの基礎姿勢を行っているかのようなイメージを持つだけで、身体の氣がバランスされることです。少林寺の氣功より動作がゆっくりでシンプルなので、イメージしやすく、今後このイメージ方法は重宝するかもしれません。
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