よく、天の気を取り入れたり、地の気を取り入れたりという動作やイメージが気功法にありますが、必ずしも(空間的な意味で)連続的な気の流れのイメージを持つ必要はないようです。
例えば、太陽浄身法という静功があります。これは空中に太陽をイメージして、その光が全身各部を浄化するようにイメージするという方法ですが、このとき、太陽光が空中から(空間的な意味で)連続的に自身の体に照射されるイメージをしなくても、「空中に存在する太陽」と自身の、例えば照射する箇所が下丹田であれば、下丹田が太陽光によって輝いているイメージを持てれば、それで充分。というより、下丹田までに到達する太陽光の流れ•軌跡をイメージするよりも効果的であるように感じます。
このことは気の空間的な意味での不連続性を示しているように思えます。物理的には不思議に思えますが、気の特徴の一つだと思います。
もちろん(空間的に)連続であるイメージを持っても問題があるわけではありませんが。
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